なぜ、私たちが仏様に手を合わせるかと言えば、

心静かにお参りすることにより、

迷った心をその瞬間、穏やかにさせてくれるからではないでしょうか?

仏様は困っている人や、都合の悪い人の心の中に入り込んで心を柔らかくして、

困った人と共に考えてくださるのです。

すると困ったことに変わりは無いけれど、

困っている最中にでも心が落ち着いて

物事を見かえすことができたり、

そのことに執着しすぎることがなくなるのです。

様々な煩悩の中で生きる私たちには

良いことも悪いことも起きるわけですが、

そこはいつも仏様が近くで遠くで見守っていて下さるのです。

誰しも仏様の前に進むと自然と手が合わさります。

その時仏様の力を身近に感じることができるのです。

自粛期間が終わってもまだまだ油断はできませんが

寂しい気持ちや不安な気持ちを抱かえる、

私たちを常に天は見守っています。

1人ではないこと、常に天の力をいただいていること

を忘れないで日々を暮らしていきたいものです。